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システムエンジニアやプログラマなどIT専門職の転職エージェントに勤務し、様々な転職をバックアップしています。優秀なシステムエンジニアの方は、上手に転職して着実に年収アップを実現しています!転職を検討中の方に向けて、システムエンジニアの年収事情や年収アップを成功させるコツなどを紹介していきます。
システムエンジニア200人に聞いたアンケートによると、転職を考えた一番の理由は給与面の不満。年齢的には40歳前後の人がもっとも多くこの理由を挙げたそうです。40歳前後といえば、在籍期間も長くなり経験もキャリアも積んでスキルもあがった中堅SEでしょう。システムエンジニアとしての仕事自体ボリュームも内容も濃くなるでしょうし、新人教育など本業以外の仕事も増える頃です。仕事量やスキルは確実にあがっているにも関わらず、思うようにあがらない給料、賞与、年収に対し不満を抱き、転職を考え始める頃のようです。将来的なことも考え始める頃ですし、プライベートにも何かとお金が必要になってくるこの世代。収入に対するこだわりも増えることでしょう。
システムエンジニアに限らず、サラリーマンをしていれば、収入面も含め理不尽な思いをすることはあるでしょう。辞めたい!と思うこともあるはずです。転職を考えたことが全く無いという人は逆に少ないかもしれませんね。
ところで、辞めたいと思う率が高いのは、主に中小企業に勤める30歳前後の若手エンジニアのようです。40歳前後になってくると、そう簡単に辞めたいとは思わなくなるという傾向があります。年齢を重ねることで組織というものへの免疫がつき、少々のことでは動じない強さを身に着けていくという構造が見えてきます。達観しつつある世代では、多少の理不尽程度を理由に辞めたいとまで思うことも無いのかもしれません。だからこそ、中堅世代が辞めたいと思う理由のトップに現実的な「収入面の不安や不満」があげられるのでしょうね。
ところで、先ほどのアンケートによると、会社を辞めたいと思った人のうち、転職を考えた人は約30%、辞めたいと思いながらも「何もしていない」人が約40%もいるそうです。ほとんどの人は、何も行動していないわけです。辞めたいとは思っても、家族や自分の生活など現実的なことを考えればそう簡単に行動できないということでしょう。
裏を返せば、給料に対する不満を解消できる転職先さえ見つかれば、すぐにでも転職したいという本音を抱えているということです。転職はタイミングも大事ですので、一概には言えませんが、本気で転職を考えるなら、まずは転職サイトに登録してみるなど、小さなことでも行動を起こすべきではないでしょうか。
システムエンジニアが転職した理由の第一位が年収です。いつまで経っても上がらない給料に、我慢の限界が来る頃、転職を考えるというパターンが王道です。
外資系企業は、日本企業よりもドラスティックです。日本企業によくある年功序列などのしがらみは二の次に、必要な人材には高い報酬を提示して囲い込みます。
IT技術のスキルと知識を駆使して、課題を解決するシステムエンジニア。本当の意味で顧客の課題を解決するためには、課題の根本を理解する力、つまり経営知識が必須です。