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システムエンジニアやプログラマなどIT専門職の転職エージェントに勤務し、様々な転職をバックアップしています。優秀なシステムエンジニアの方は、上手に転職して着実に年収アップを実現しています!転職を検討中の方に向けて、システムエンジニアの年収事情や年収アップを成功させるコツなどを紹介していきます。
システムエンジニアとして描く将来のビジョン。会社員として、専門技術者として、今後どういう方向を目指すのか。5年後、10年後、どうなっているのか。今の会社にこのままいると仮定して想像する将来に明るい未来が見えない場合も、転職を考えるきっかけになるでしょう。専門技術者であるシステムエンジニアとしての力を着実につけていくことで、将来の選択肢も可能性も開けていきます。世代ごとのキャリアパスを考えてみましょう。
体力的にも無理がきく世代です。まず、とにかく知識と経験を積み重ねることです。まだ特別なスキルが身についていないとしても、新しい技術やスキルなどを、ひたすら貪欲に吸収するよう心がけるべきです。人によっては、20代後半からプロジェクトマネージャーなどを任せられることもあるでしょう。最初は誰もが初めての経験です。多少の失敗も、若手だからこそ許されるという強みもあるのです。逆に言えば中堅になってからの失敗は痛手を負います。若いうちに、臆することなく、自ら進んでいろいろな経験をするべきです。
20代でがむしゃらに吸収した知識やスキルをベースとして、経験値による厚みが出てくる世代。30代に突入したら、少人数のプロジェクトは任されるようになっていたいものです。システムエンジニアであれば、クライアントからの要望を一方的に聞くだけの受け身の姿勢から、少しでも能動的な提案ができるよう、営業的なスキルもつけておきたいところです。会社によっては、管理職のポジションも見えてくる年代。管理職になれば役職手当がつくなど年収的にもプラスになりますが、技術者の中には、管理職になど興味がなく、現場業務に専念したいという人も少なくありません。もちろん、それも悪いことではありません。部下の管理をメイン業務とするマネジメント職へ進むのか、もしくは現場でスペシャリストとしてトッププレイヤーの道を極めるのか。どちらの方向を目指すのかという指針を定めるべき世代でしょう。マネジメント職を目指すにせよ、トッププレイヤーの道を究めるにせよ、システムエンジニアという職種柄、マネジメント能力は必須でしょう。日々、学んでおくべきスキルです。30代での行動がキャリアビジョンの舵取りに大きく影響します。
さらに上の世代の様子も見ながら、将来への不安・焦りも募る世代ではないでしょうか。会社の規模にもよりますが、だんだんと現場を離れ、徐々に経営的な要素を任されるようになるかもしれません。システムエンジニアとして一歩抜きん出るには、専門分野のスキルはもちろんですが、持てるスキル範囲を専門外の分野にまで広げていく必要があるでしょう。重要なのは、経営目線でものを考えられるだけの能力。お金に関する知識も必要です。予算管理やコスト意識など、今まであまり触れてこなかった分野に対する知識は、少しでも先に勉強しておきましょう。
30代で定めた指針通りに進んでいるかどうか。管理職をめざしながらも、組織におけるそのポストは数が限られています。また、トッププレイヤーを目指してきた人も相応のスキルと経験を持っていなければ、後から続く中堅・若手に押され、少しずつ居場所をなくしているかもしれません。そうなってから転職しようと思っても時すでに遅し・・ということも十分にありえます。早め早めにビジョンを描き、打てる手を打つことが、IT業界の技術職として生き残る道です。
システムエンジニアが転職した理由の第一位が年収です。いつまで経っても上がらない給料に、我慢の限界が来る頃、転職を考えるというパターンが王道です。
外資系企業は、日本企業よりもドラスティックです。日本企業によくある年功序列などのしがらみは二の次に、必要な人材には高い報酬を提示して囲い込みます。
IT技術のスキルと知識を駆使して、課題を解決するシステムエンジニア。本当の意味で顧客の課題を解決するためには、課題の根本を理解する力、つまり経営知識が必須です。